スタッフブログ

2020.01.29更新

早いもので、もう1月も後半に入り寒さも本番を迎えましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうかsnow

今回は、寒い時期に増える尿漏れについてお話ししたいと思います。


尿漏れは、特に女性の患者様からの相談が多いように感じます。咳やくしゃみなどのふとした拍子に尿が漏れてしまったという経験を持つ女性は、年齢とともに増えるようですehe 尿漏れは、膀胱などを支えたり尿道や肛門を締めたりする働きを担う骨盤底筋という筋肉が緩み、腹部にかかった力の影響を受けやすくなると、起こりやすくなります。そのため、加齢に伴う筋力低下や、妊娠出産で骨盤底筋が緩むことで尿漏れを引き起こしますflower2


今回は、そんな悩みの対策や予防法をご紹介したいと思いますnico 自分に合った方法を上手に取り入れて、快適でさわやかな毎日を送りましょうheart2


まず予防方法についてです!
まず1つ目は、骨盤底筋運動です。尿道を締める役割のある骨盤底筋は筋肉なので、普段の運動で鍛えることができます。詳しい方法については、当院にパンフレットもご用意しておりますのでご相談ください笑う
2つ目は、ダイエットです。少し意外かもしれませんが、肥満は尿漏れを引き起こす原因の一つです 膀胱を圧迫したり、骨盤底に負担をかけたりするからです。ダイエットも尿漏れ予防になると言えますね ️ihi


次に対策です。尿漏れが気になる人は、身につけるものにも気を配りましょう。例えば、強く締めつける補正下着などを着用していると、お腹を圧迫し、骨盤底筋に影響を与える可能性があります。できるだけ、お腹に負担をかけない衣類を選ぶと良いでしょうsun
また、脱ぐのに手間のかかる衣類や下着は、急に尿意を感じてトイレに駆け込んだものの、脱ぐのが間に合わずにもれてしまう場合もあります。特に外出時は、ベルトのいらないズボンにする、ガードル類やタイツの過剰な重ね着を防ぐなど、工夫してみるのもよいですね。
しかし、冷えや寒さが尿もれの引き金になっています。冷えると、人間の体は水分をできるだけ排出しようとするため、尿が増えてしまいます。そのため、保温性に優れた下着や靴下を着用して、下半身を冷やさないようにすることが大切です。外出時には使い捨てカイロなどで下腹部を温めるのもおすすめです。夜はゆっくり入浴して、寝る時は湯たんぽを使うなど、冷えを防ぐ生活を心がけてくださいrabbit


この他に、尿漏れパッドを利用する方法もあります。使うのに抵抗がある場合は、冷える季節やくしゃみをすることが増える花粉症の季節、または旅行などのイベントの時など、期間限定でに使ってみるのもよいでしょう。生理用のナプキンで代用する人もいますが、生理用ナプキンはあくまでも血液を吸収するためのもの。血液と尿は、成分も粘度も臭いも異なります。快適に過ごすためには、尿漏れ用のパッドをおすすめします♪

また、過活動膀胱という疾患によって尿漏れを引き起こすこともあります。これは男女ともに起こり得ます。これは、内服でコントロールすることができますので、是非ご相談下さいgya

お気軽にご相談ください 泌尿器科 / 内科 / 腎臓内科 柏駅東口より徒歩3分 土曜診療あり

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