泌尿器疾患

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過活動膀胱

膀胱が敏感になることで、尿が十分にたまっていないのに急激な尿意を感じたり、「トイレを我慢できなくて漏らしたりしてしまう」といった症状が起こります。「前立腺肥大症」を合併することもあります。

最近では、過活動膀胱に有効な薬がたくさんあります。しかし、薬を服用しても症状が改善されない場合は、別の病気が隠れている可能性を考えて、精密検査を行うこともあります。

尿路感染症

尿路に細菌がすみついて増殖し、炎症を起こす病気です。感染場所によって、「膀胱炎」「腎盂腎炎」「前立腺炎」などと分類されます。

急性膀胱炎

頻尿や血尿、「排尿時に痛みがある」「残尿感がある」といった症状がみられます。尿道に通過障害がある場合は、発熱することもあります。尿検査で確定診断をして、治療は抗菌薬を服用して行います。

膀胱炎にかかりやすい人は、別の病気が隠れている可能性もありますので、一度くわしい検査を受けることをおすすめします。

急性腎盂腎炎

腎臓に炎症が起こり、側腹部から背部への痛みや発熱の症状があらわれます。ただし、痛みを感じないことも多く、その場合の症状は「発熱のみ」となります。風邪の症状がないのに熱があるときは、腎盂腎炎の可能性を考える必要があります。

尿管結石から急性腎盂腎炎を発症した場合、細菌が身体中にばらまかれることがあります。その後、細菌から毒素が放出されると、「敗血症」となってショック状態になる危険性があります。こうなると緊急処置が必要となるため、なるべく早い診断・治療を行うことが大切です。

診断は尿検査や血液検査で行いますが、場合によっては、超音波検査やCT検査が必要となることもあります。また、通常の治療は抗菌剤を使って行いますが、場合によっては入院治療が必要なこともあります。

神経因性膀胱

神経がなんらかの原因で障害を起こし、排尿がうまくできなくなる症状のことです。放っておくと、尿路感染や腎機能障害を引き起こすこともあります。

糖尿病、脳梗塞やパーキンソン病、子宮がん、直腸がんの手術の後遺症や、脊髄損傷などのけがなどが、神経障害の原因とされています。

たんぱく尿

尿の中にたんぱく質が出る症状のことです。本来、重要な栄養分であるたんぱく質は尿の中に排出されることはありません。しかし、急性腎炎や慢性腎炎などの腎臓の病気や、糖尿病や高血圧などの全身の病気が原因で、腎臓の働きに障害が起き、尿にたんぱく質が排出されるようになります。

腎・尿管結石

腎臓内にできた結石を「腎結石」といいます。血尿がみられることがありますが、痛みはほとんどありません。しかし、結石が尿管に移動して尿管に詰まる「尿管結石」になると、腰から背中にかけて激しい痛みを引き起こします。

尿管結石はCT検査や超音波検査などで診断できます。小さい結石の場合は、痛みをおさえる治療を行いながら、自然に出てくるのを待ちます。ただし、大きな結石などの場合で手術が必要だと判断したときは、しかるべき医療機関へご紹介します。

また、再発性尿路結石症の方へは、検査の結果をもとに、できる限り再発しないよう指導を行っていきます。

膀胱がん、尿管がん、腎盂がん

膀胱、尿管、腎盂の表面を覆っている粘膜の細胞にがんができた状態のことです。血尿が出ますが、痛みなどの症状を伴わないため、検査が遅れる場合もあります。

検査が遅れるとがんが進行してしまい、膀胱がんの場合は、初期に行う内視鏡の治療では手遅れとなることもあります。「痛みの症状がなく血尿が出たら、膀胱がん・尿管がん・腎盂がんを疑ったほうが良い」という認識をもち、なるべく早く受診するようにしましょう。

血尿が出たら要注意!膀胱がんの検査とその治療法とは?再発した時の対策は?

こちらのサイトでもご覧いただけます
https://doctorbook.jp/contents/267

膀胱がんの治療における膀胱全摘術と尿路変向術の2つの方法、再発防止に有効な膀胱内注入療法とは?

こちらのサイトでもご覧いただけます
https://doctorbook.jp/contents/268

男性特有の病気

前立腺肥大症

前立腺が肥大して尿道を圧迫することで、「尿の勢いが弱い」「尿を我慢できず漏らしてしまうことがある」「夜何度もトイレに行く」などの排尿障害が起きる病気です。はっきりとした原因はわかっていませんが、加齢と性ホルモンがなんらかの影響をおよぼしているとされています。

血液検査や尿検査、腹部エコー検査を行いますが、さらにくわしく調べるために、残尿測定、X線検査などを行うこともあります。治療は薬物療法と手術療法の2種類です。近年、新しい治療薬が数多く出てきて、以前は手術が必要だった症例でも、薬で治療することが可能になりつつあります。

慢性前立腺炎

「排尿時や排尿後に痛み、違和感がある」「会陰部に不快感がある」「射精時や射精後に痛みがある」「精液に血が混じる」などの症状が起きる病気です。発熱の症状は伴いません。

原因はさまざまで、なかなか治療が効かないことも少なくありません。生活習慣の見直しや、さまざまな治療法を試して、自分に合う治療法を見つけていく根気強さが求められます。

急性前立腺炎

細菌の感染により、排尿時や排尿後に痛みが出たり、頻尿や残尿感があらわれます。慢性前立腺炎と異なり、発熱を伴うのが特徴です。早めの治療が必要ですので、症状を感じたら、すぐに受診してください。

前立腺がん

他の臓器のがんと比べてゆっくりと進行するので、早期発見ができれば治る可能性の高い病気です。ただし、末期になっても症状が出ないことがあるので、早めに検査を受けることが大切です。当院では、50歳を過ぎたらPSA(前立腺特異抗原)検査を行い、がんの有無を調べてもらうことをおすすめします。

急性精巣上体炎

精巣上体が細菌に感染することで、左右どちらかの精巣の周囲が急激に腫れる症状が出現します。発熱と精巣の痛みを伴います。できるだけ早急な治療が必要な病気なので、症状が出現したらすぐに受診してください。

性感染症

性行為によって感染を起こす病気の総称で、主なものは以下のとおりです。

  • 淋病
  • 梅毒
  • クラミジア感染症
  • 性器ヘルペス
  • カンジダによる包皮炎
  • 尖圭コンジローマ
  • 毛じらみ症
  • エイズ 等

以前は不衛生な環境での性行為による感染が多くみられましたが、最近では不特定の相手との性交渉など、多様化された性交渉が原因となり、性感染症が広がっています。少しでも思い当たることがある方や、パートナーが性感染症にかかっている方は、早めに専門家の検査を受けるようにしましょう。

当院では、女性で性感染症にお悩みの方は、婦人科を受診するようおすすめしています。ご了承ください。

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