医師コラム

2022.07.01更新

院長の岸本です。

2021年度における性病のデータがようやくまとまりましたので、

ご報告させていただきます。

 

第1弾として、一番受診の多い淋菌とクラミジアを取り上げていきたいと思います。

 


〇2021年度 淋菌・クラミジア受診者数

〇2021年度 淋菌・クラミジア受診者数

 

 

 

2021年度 クラミジア 淋菌の統計


当院では2021年、男性401名、女性61名の方が淋菌・クラミジア感染のため

受診・治療を行いました。

年齢別では、男女ともに10~20代が最も多いですが、

男性では30代40代の方も比較的多かったです。

 

 

 

男性の疾患別受診者数

〇男性の疾患別受診者数

 

男性はクラミジア222名と多く、淋菌は118名、両方が70名、咽頭も15名いました。

特に咽頭15名においては、クラミジアが4名、淋菌が8名、両疾患が3名いました。

感染経路としては、風俗、パートナー、不明がそれぞれ100名以上と多かったです。

 

 

 

女性の疾患別受診者数

〇女性の疾患別受診者数

 

女性もクラミジアが47名と多く、淋菌19名、両疾患2名、咽頭13名という結果でした。

女性は61名のうち13名(21.3%)に咽頭クラミジア・淋菌を認めました。

 

 

また、男性401名のうち、他の疾患を合併している方が19名いたことも

特記しておきたいと思います。

疾患別としては、コンジローマ8名、梅毒5名、精巣上体炎6名、ヘルペス1名でした。

 

 

 

今回は、淋菌・クラミジアについて報告いたしました。

今後は第2弾、第3弾として性器ヘルペス、尖圭コンジローマの

2021年度受診者数も報告してゆく予定です。

 

 


〇おわりに

いずれも治療をすれば治ります

病気の種類や重症度、感染部位に応じて、適切な治療がございます。

何か違和感があるようでしたら、悪化する前に一度受診をおすすめします。

 

 

院長 岸本幸一

 

2022.06.27更新

みなさん、前立腺がんが増えていることをご存じでしょうか。


現在、日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんでなくなると言われています。
そのなかで、男性のがんである、前立腺がんが急増しています。

 


日本において1年間に新たに前立腺がんと診断された患者さんの数(罹患数といいます)
において、

1980年は3,944人でしたが、30年後の2010年には64,934人と16倍以上に増加しています 1) 。

部位別がん罹患数

 

 

2018年では、日本人男性がかかるがんの第1位となり、

約9人に1人の男性が前立腺がんにかかるとされています 1) 。

 

前立腺がんは9人に1人

 

 

とくに50歳をこえると、罹患率は急激に高まるため、

50歳以上の男性には注意をしていただきたい病気です。

 

 


前立腺がんになる原因は分かっていませんが、もともと欧米では男性に最も多いがんとさ
れ、

日本人が肉やチーズなどの動物性脂肪の摂取が増えたことなど生活習慣の変化が要因
の一つとされています。

 

前立腺がんの特徴

 


前立腺がんは、ゆっくり進行するタイプのがんとして知られており、

がんがみつかった状態に応じて、さまざまな治療法を選択することができます。

ただし、どのようながんでも早期発見、早期治療が有用であることには変わりなく、

前立腺がんでも定期的な前立腺検診をうけることが重要です。


特に50歳以上の男性では、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA採血を受けることが大切
です。

 


次回は、前立腺検診であるPSA検査について解説します。


引用
1) 国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(全国がん登録)

 

 

医師 三木淳

 

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