梅毒
2018.11.30更新
先日、慈恵医科大学新橋校で行われた、
市民公開講座「ストップ!梅毒」にクリニックの看護師2名が参加してきました。
梅毒とは性行為感染症の一種ですが、なんとなく昔の病気・怖い病気とイメージする方も少なくないのではないでしょうか?
しかし近年、梅毒感染者が増加傾向にあり更に低年齢化しているそうです。
以前は男性の20代〜40代の感染者数が多かったのですが現在では、10代〜20代の女性に増えているそうです。
そして何より怖いのが、感染しても症状が分かりにくいことです。
痛みの伴わない発疹ができるのですが、数日から数週間で消失してしまうそうです。
しかし、消失したからといって治ったわけではなく細菌は生き続け、その間に感染者と性行為をすれば感染してしまうのです。
気づかないうちに感染を拡大させてしまう可能性があります。
発疹が出来る箇所が、診察するにあたり羞恥心を伴うため病院に来る勇気が一歩踏み出せなかったり、痛みが無ければ病院に行かなかったりと様々な思いを抱えていると思います。
梅毒は確かに怖い病気ですが必ず治る病気でもあるのです!!
きちんとした治療を受ければちゃんと治るので、まずは検査を受けてほしいなと思いました。
検査は、保健所や健康福祉事務所などで無料で匿名で検査することもできるそうなので、心配のある方は是非検査をオススメします!!!
検査で陽性が出てもちゃんと治る病気ですので是非当院にご相談下さい!
自分のため、大切なパートナーのため、将来の子供のためにもきちんと治療をして感染を防いでいきましょう!